日記と小物語
2024-09-15 13:16:00
symphony
「歳を重ねる事にシワが増えました。鏡を見るたびに自分が消えてしまいたいと思います。」
すると彼が言った。
「バウムクーヘンがなぜ円熟しているか分かりますか?沢山の年輪のシワを何度も何度も重ねているからです。
私はあなたが居なければ完全にはならないのです。それは、弱さでしょうか?」
「あなたが居ない私も、まだ完全ではありません。」
その日の夜、私は、ほうれい線に美容クリームを何度も何度も塗り重ねた。
〜Symphony feat.Zara Larsson(clean bandit)× バウムクーヘン〜
2024-09-12 00:02:00
本当は珊瑚になりたい
褐虫藻になるのかもしれない。
珊瑚をネオン色に輝かせてしまったらどうしよう。
綺麗な赤い色を与えれる褐虫藻になりたい。
血の気の失せた珊瑚。
真珠色の珊瑚になりたいはず。
今はただ赤い色を失った珊瑚。
水が微温くて、悲しい。
違う海に流れ着いたの。
2024-08-25 01:45:00
ナックルwalking
悔しさで我が身を主張して胸を叩いているのではない。
この拳は無駄な争いを避けるために距離を取っているのだ。
握りしめた両拳を上下に交互に動かして「自由になりたい」と涙を流す日もあった。
握りしめた拳を開いた時に、自由の扉を開く者となった。
握りしめる拳は地をしっかりと歩く者となる。
Banksy Gorilla編
2024-08-16 22:58:00
意外と協調性を大事にしている
2024-08-16 17:44:00
サイの角のようにただ独り
イライラのcar hornを鳴らすなら、キミがカッコいいと思っているconical hornをfrontal hornに置いておくよ。
染められたhornはボクには必要ないんだ。
キミのgray rhinoにはhorn out。
ボクのcornerは、折れても再び生きるhorn。
〜banksy〜 犀の角