日記と小物語

2024-03-02 23:41:00

タイガーマスクを被ったエリマキトカゲ

我輩はエリマキトカゲである。

猫だと思っていたら、大間違いだった。

犬だと思っていた時もあった。

更には、鳥になったと勘違いしていた時もあった。

恐れを感じたなら、襟をいっぱいに広げて後ずさりをしながら立ち去るであろう。

泣きたい私は最強に可愛いい猫など被らない。

 

 

 

 

アロマ空間デザイナー kayo

2024-03-02 18:32:00

ぼんやりが程よい

アート作品や何かの作品を「こうなんじゃないか?」と何か意味や意図を見出して答えを出そうとするのは、私は、あまり好きじゃない。

あのマークの意味は?

あの小物はなぜ?

 

とかを気になるのは、まるでワイドショーを気にする人みたいでつまらない。

 

プロのアーティストの感覚や計算や意図は、一般人の私には全く理解が及ばず、アーティスト気取りには言えないが、

きっと、ゴッホもバンクシーもピカソもバスキアも思うがままに湧き上がる瞬間を描いたと勝手に私は思っている。

あらゆる感覚を紡いでいったと思う。

見たもの、聴いたもの、全てが感覚として表現されたのだと思う。

一つ一つにこだわりながら描きながらも、全てが起承転結や数学の答えのような流れではなく、全体像の感覚だと思う。

きっと、今日着る服はなんとなくこの方が似合う、今日の髪型はなんとなく結ぶより下ろす、今日の音楽はなんとなくこの気分、なんとなくこっちの方が面白い、なんとなく格好いい、のように。

カッコよく批評したがる人には、あ、それ、それ、それ、と

後になって、「批評家に寄せた見解でどうぞ、お好きなように。」

と思っているに違いない。

 

芸術は観る人の感覚に委ねられている。

 

思うがままに感じ取るべし。

 

Don't think、 feel!

by ブルース・リー

 

 

アロマ空間デザイナー kayo

 

2024-02-21 21:37:00

価値観の尊重

児童と関わるバイト先で、ある日、小学一年生の男の子達が、言い合いをしていた。

 

A「せかいでいちばんだいじなモノはカネだ!カネだ!」

B「ちげぇーよ!」

 

私は、その二人の元に行き、

「ちがう!」と意義を唱えた子供に

「じゃあ、君は何が一番大事だと思う?」

と尋ねた。

「かぞくとこころだよ!」と、その子は即答した。

「あら、すごく素敵な答えね。自分で考えたの?」

「うん。そうだよ。だって、こころはおカネでかえないでしょ。」と言った。「すごく素敵ね。」

すると、もう一人の男の子は

「おカネがないと、たべものだってかえないんだよ。」と私に訴えた。

「そうね。お金が無いと何も出来ない。勿論、すごく大事よ。」と答えた。

二人とも、泣き虫で、まだまだ、赤ちゃんのように可愛らしく、たどたどしい一年生の子供達だ。

 

一年生も大人も議論したりする内容は変わらない。

 

2024-02-14 22:53:00

シンクロニシティー

似たような感覚や似たような考えや似たような状況や似たような趣味や感性の人々が集まって来ると感じる今日この頃。

全てはスマホからの情報によって手のひらの上で転がされているのかもしれない。

しかし、今の日々は色々あるが、決して悪くはない。

同じような感覚の人々といるのは心地よい事でもある。

感謝したい。

価値観は徐々に変化していくものである。

常に今の自分が試されているように感じる。

共時性の中では外にある大事な何かを見落としているかもしれない。

全く別の環境に移った時には、新しい共時性の中で何かを見出すのかもしれない。

その時には、更に今の自分の環境が心地よいと感じたい。

 

 

 

2024-02-13 00:00:00

彷徨う道

深い眠りに私は入った。

深く深く寝床から起き上がれない眠りであった。

夢を見た。

夢の中でさらに深い眠りに入った。

夢の中で、多くの人に話しかけられ短い会話を繰り返した。

 

夢の中で、幾度となく裸のまま歩いている自分の姿の夢で魘される。

昨日も同じ夢を見た。

 

皆が気不味そうにしていた。

 

そうなのだ、何かを表現するとは全てをさらけ出す事である。

吐き気がするほど恥ずかしい事である。

表現は私には向いていないのである。

一層の事。

こんな表現の場所も削除して作品も全て廃棄してしまいたいと何度も何度も繰り返し思う。

なぜ、鬱々と続けるのだろうか。

きっと、自己顕示欲か自己承認欲求が強いのだろう。

日々、瞬間瞬間に湧き上がる感情を思うがままに書き綴り思うがままに香りを作る思うがままに自分の世界を空想する。

ぼっーとしながらも叫びたいほどに湧き上がる瞬間。

生きていくためのバランスをそうやって取っているのである。

 

 

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