日記と小物語

2024-03-13 20:48:00

哀れなる者たち

アジア人である私。

アジア人の中の日本人という人種である私。

私が白人社会で生活を送ると大勢の取るに足りないアジア人として扱われる。

日本に住む多くのアジア人も大勢の取るに足りないアジア人として扱われている。

白人は人生の中で、そのような疎外感や劣等感を感じる事はあるのだろうか?

きっと、どの国に行っても、「コノクニ丿ヒトハシンセツデス!」な気分だろう。

しかし、日本に住むハーフ(ミックス)は白人と言えども幼少期は疎外感を味わう事は、まだまだあるだろう。

 

白人にとっては、「悪気のない何気ない些細な対応だ。」と思える事柄に、アジア系を含めた有色人種が、敏感に騒ぐ心の根底にある物や背景を考慮し配慮するのが大人だと思う。

周りの機嫌を取っているような人は何も達成はしない。しかし、配慮と敬意は如何なる時も必要だ。

あらゆる立場や背景の人の心情を察する人間は深みがある。

 

色には、いろんな色がある。

香りには、いろんな香りがある。

深みのある香りを作りたい。

 

 

私は黄色く青白い顔をした薄っぺらい無名の日本女性だ。

 

配慮は、いつもズレている。

 

 

 

 アロマ空間デザイナー kayo