日記と小物語
2025-07-30 12:35:00
亀と私
橋を渡るには鍵が必要だった。
鍵が何処にも無いように思えた。
ふらっと橋を歩いた。
どうやら、鍵が無くても渡れるようだった。
渡った先には、亀がいた。
「あなたの探している鍵ですよ。」と手渡された。
私は、「鍵が必要だったのだろうか?
鍵が欲しかったのだろうか?」
と亀に尋ねた。
すると、亀は鏡に映った私だった。
SNSで掲載されていた心理テストです。
亀、私、橋、鍵、を使って文章を作ると心理状態が分かるそうです。
その時、思い浮かんだ文章です。
2023-03-24 22:13:00
Don't look back!
聖書のロトの妻は、欲を持ったがゆえに後ろを振り返り塩の柱になった。
アラビアンナイトのファリザードの兄達は恐怖や嘲りを気にしたゆえに後ろを振り返り黒い石の塊になった。
振り返るでない。
過去を背中に背負いながら前を歩き続けよ。