日記と小物語
2025-07-30 12:35:00
亀と私
橋を渡るには鍵が必要だった。
鍵が何処にも無いように思えた。
ふらっと橋を歩いた。
どうやら、鍵が無くても渡れるようだった。
渡った先には、亀がいた。
「あなたの探している鍵ですよ。」と手渡された。
私は、「鍵が必要だったのだろうか?
鍵が欲しかったのだろうか?」
と亀に尋ねた。
すると、亀は鏡に映った私だった。
SNSで掲載されていた心理テストです。
亀、私、橋、鍵、を使って文章を作ると心理状態が分かるそうです。
その時、思い浮かんだ文章です。