日記と小物語
本当は珊瑚になりたい
褐虫藻になるのかもしれない。
珊瑚をネオン色に輝かせてしまったらどうしよう。
綺麗な赤い色を与えれる褐虫藻になりたい。
血の気の失せた珊瑚。
真珠色の珊瑚になりたいはず。
今はただ赤い色を失った珊瑚。
水が微温くて、悲しい。
違う海に流れ着いたの。
ナックルwalking
悔しさで我が身を主張して胸を叩いているのではない。
この拳は無駄な争いを避けるために距離を取っているのだ。
握りしめた両拳を上下に交互に動かして「自由になりたい」と涙を流す日もあった。
握りしめた拳を開いた時に、自由の扉を開く者となった。
握りしめる拳は地をしっかりと歩く者となる。
Banksy Gorilla編
サイの角のようにただ独り
イライラのcar hornを鳴らすなら、キミがカッコいいと思っているconical hornをfrontal hornに置いておくよ。
染められたhornはボクには必要ないんだ。
キミのgray rhinoにはhorn out。
ボクのcornerは、折れても再び生きるhorn。
〜banksy〜 犀の角
迷える子羊
「この中にあなたの大切な物を一緒に詰め込みたいの。」
少女が小さな空き瓶の蓋を開けながら言った。
「私の大切な物ではなく、あなたの大切な物を詰めたら。」
すると、その少女は言った。
「私は苦手だった物が大好きになったの。みんなより気が付くのが遅かったの。」
「今のあなたが大切だと思う物を信じなさい。決して私を信じないで下さい。」
蓋を開けると甘酸っぱいイチゴジャムの匂いがした。
アロマ空間デザイナー kayo
count on me 4.3.2
注目されるのが怖かった月曜日。
誰かを見下すよりも、目と鼻の先にいる人が大切だと気付いた火曜日。
手を伸ばし掴んだ場所で仲間を呼んだ水曜日。
アンテナを張り巡す一匹狼になった木曜日。
心は誰にも盗まれない。
与えるより魚の釣り方を教えた金曜日。
傷つくのを避けている土曜日。
小さな水槽に閉じ込められた歯向かう生き物達は、明日には食べられるかもしれないと怯えている。
〜banksy 山羊 象 猿 狼〜
ペリカン 猫 水槽〜
