日記と小物語

2024-08-25 01:45:00

ナックルwalking

悔しさで我が身を主張して胸を叩いているのではない。

この拳は無駄な争いを避けるために距離を取っているのだ。

握りしめた両拳を上下に交互に動かして「自由になりたい」と涙を流す日もあった。

 

握りしめた拳を開いた時に、自由の扉を開く者となった。

 

握りしめる拳は地をしっかりと歩く者となる。

 

Banksy Gorilla編