日記と小物語
2024-02-13 00:00:00
彷徨う道
深い眠りに私は入った。
深く深く寝床から起き上がれない眠りであった。
夢を見た。
夢の中でさらに深い眠りに入った。
夢の中で、多くの人に話しかけられ短い会話を繰り返した。
夢の中で、幾度となく裸のまま歩いている自分の姿の夢で魘される。
昨日も同じ夢を見た。
皆が気不味そうにしていた。
そうなのだ、何かを表現するとは全てをさらけ出す事である。
吐き気がするほど恥ずかしい事である。
表現は私には向いていないのである。
一層の事。
こんな表現の場所も削除して作品も全て廃棄してしまいたいと何度も何度も繰り返し思う。
なぜ、鬱々と続けるのだろうか。
きっと、自己顕示欲か自己承認欲求が強いのだろう。
日々、瞬間瞬間に湧き上がる感情を思うがままに書き綴り思うがままに香りを作る思うがままに自分の世界を空想する。
ぼっーとしながらも叫びたいほどに湧き上がる瞬間。
生きていくためのバランスをそうやって取っているのである。