ボクは立てた左の親指を、そっと守るように右の手の平で一周した。
すると、キミはボクの左の親指の上で、少しだけ離れて右手の2つの指だけで、まるで糸で操るようにボクの左の親指を回転させた。
あぁ、なんて幻想じみた日々なんだ。
〜日本語手話〜 「孤独」「翻弄」