日記と小物語
2024-03-02 18:32:00
ぼんやりが程よい
アート作品や何かの作品を「こうなんじゃないか?」と何か意味や意図を見出して答えを出そうとするのは、私は、あまり好きじゃない。
あのマークの意味は?
あの小物はなぜ?
とかを気になるのは、まるでワイドショーを気にする人みたいでつまらない。
プロのアーティストの感覚や計算や意図は、一般人の私には全く理解が及ばず、アーティスト気取りには言えないが、
きっと、ゴッホもバンクシーもピカソもバスキアも思うがままに湧き上がる瞬間を描いたと勝手に私は思っている。
あらゆる感覚を紡いでいったと思う。
見たもの、聴いたもの、全てが感覚として表現されたのだと思う。
一つ一つにこだわりながら描きながらも、全てが起承転結や数学の答えのような流れではなく、全体像の感覚だと思う。
きっと、今日着る服はなんとなくこの方が似合う、今日の髪型はなんとなく結ぶより下ろす、今日の音楽はなんとなくこの気分、なんとなくこっちの方が面白い、なんとなく格好いい、のように。
カッコよく批評したがる人には、あ、それ、それ、それ、と
後になって、「批評家に寄せた見解でどうぞ、お好きなように。」
と思っているに違いない。
芸術は観る人の感覚に委ねられている。
思うがままに感じ取るべし。
Don't think、 feel!
by ブルース・リー
アロマ空間デザイナー kayo